最近長野で輸入住宅が増加している理由について!

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住宅イメージ

1998年、冬のオリンピック会場となったことでも有名な長野県。
スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツも活発なことで知られるこの地域に、近年輸入住宅が増えつつあるのをご存知でしょうか。

長野県は都市部に比べて広大な土地面積を持ち、比較的安価で輸入住宅を購入や建築が可能ではありますが、年々増加傾向にあるのはそれだけが理由ではないんです。
今回はそんな長野県に輸入住宅が増えている理由について解説していきたいと思います。

輸入住宅とはなんだろう?

輸入住宅というのは簡単に言えば、海外の住宅デザインを採用したお家のこと。
資材などは海外から輸入したものを使い、国内で建築することで、海外のオシャレな住宅を日本でも楽しむことができます。

ヨーロッパ諸国やアメリカの街並みを想像してもらうと分かりやすいですが、海外の住宅街というのはなんだかオシャレな感じがしますよね。

外観がレンガで作り込まれた家や、タイル張り、ドーマー窓がついているなど、パッと見た目でインパクトのあるものが多いです。

また外観だけでなく内装も日本の住宅とは違い、大きめにとられた玄関や吹き抜け構造などを催した高い天井など、一部屋一部屋が解放感に溢れています。
ホームパーティーを頻繁に行う習慣がある海外の文化ならではの構造です。
また部屋と部屋の仕切りが少なくなっており、解放感のあるオープンな間取りも特徴的。
日本は全ての部屋を扉で区切ってしまう特徴があるのでどうしても閉鎖間が出てしまいますが、輸入住宅の間取りは開放的なものが多く、広々とした空間を好む方にはピッタリです。

この様にオシャレさや内装を日本のものと違った雰囲気にしたいという人が好んで輸入住宅を購入、建築します。

長野県に輸入住宅が増えている理由

こうした輸入住宅が今、長野県でドンドン増加傾向にあります。

長野県の広大な土地は輸入住宅にぴったり

先程少し触れましたが、輸入住宅の特徴として「広々とした空間」があります。
これは輸入住宅の大きな魅力である半面、通常の日本の家よりも広い土地を使ってしまうため費用がかさむというデメリットもあるのです。
特に東京や大阪などの都市部になれば、土地の高騰化が進んでおりかなりの金額になってしまうのは否めません。

それに比べて長野県は昔に比べれば多少の高騰化があったものの、広く広大な土地があるため、比較的に少ない予算で輸入住宅を購入可能です。
広々としたお家で過ごしたい、でもできる限り予算は掛けたくない、という方にはオススメですね。

特に購入者で多いのは都会の喧騒から抜け出して、自然豊かな土地でのびのびと暮らしたいという方。
都会のゴチャゴチャとした雰囲気から解放されると、とても清々しい気分になるでしょう。

また都市部と違って地域の繋がりが深い長野県は、多くのご近所さんや友人ができます。
輸入住宅の様な大きくて広いお家であれば、知り合いを招いてホームパーティーなども十分楽しめるのです。

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高齢者の就業率が全国No.1

実は長野県は65歳以上の高齢者の就業率が全国で一番高くなっています(総務省調べ)。
これは長野県が小規模農業の盛んな土地であることが要因となっており、その割合はなんと38.5%!
長野県に住む高齢者の約4割が元気に働いているのです。

長野県は県民収入は都道府県の中で25位と、決して高い順位ではありません。
しかし重要なのは年金受給である世代が「収入を得ている」ということにあります。
たとえ平均所得が高くない数字であっても、収入を得ている人間の数が多いということは、それだけその家族親族にもお金が回りやすくなるのです。

自分の子供や孫が家を建てる、と決めた際に年金のみで暮らしている方達よりも資金援助がしやすいと言えます。

そして援助を受ける側である若い世代の人たちは、日本住宅のグローバル化という変化を受け入れてきた世代。

昔からある日本住宅が好き、という人もいれば海外テイストの輸入住宅に憧れを持つ方もたくさんいらっしゃいます。
特に近年は海外の街並みに憧れて輸入住宅の購入を検討する方が多い傾向にあり、それは長野県も例外ではありません。

輸入住宅を建てたい子供・孫世代と、それを援助する資金がある高齢者世代。
この二つの世代が長野県に集まっているため、長野県では輸入住宅がどんどん増えているのです。

子育てのしやすさ

長野県は子育て支援に非常に力を入れていることでも有名な土地。
買い物の際に割引や各種サービスを受けられる「子育て家庭優待パスポート」の配布や、中学生までは最大負担500円のみの大幅な医療費助成が行われていたりと、非常に子供を育てるのに適した環境であり、年々子供が育てやすい県として移住する方が増えているのです。

2018年10月初旬に待機児童が今まで0%だったのが14年ぶりに50名程にのぼりました。
待機児童が出てしまうのは良くないことではありますが、これは裏を返せばそれだけ子供のいる世代が長野県に増えてきたと言うこと。
本来ならば嬉しくない数字であるはずの『待機児童数』も、見方を変えれば長野が如何に子育てしやすい環境であり、多くの人が素みたい場所として選んでいる地域なのかということが分かります。

もちろん長野県も待機児童数が判明したその日から、保育園等の改修で定員の増加や保育士の処遇改善、民間の小規模保育事業所の募集といった対応を迅速に行い、少しでも早く現状の改善に努めています。

子育てがしやすい環境、そして子育てをサポートしようとする環境を整備してくれる長野県だからこそ、多くの方が「ここに長く住みたい」と考え、住宅の購入を決意するのです。

まとめ

今回は長野県に輸入住宅が増えている理由について解説させて頂きましたが、いかがでしょうか。
長野県には大きな土地を始めとして、自治体による子育て支援や高齢者の就業率が高いことが、輸入住宅の増加の要因になっていることが分かりました。

住宅のグローバル化が進んだ昨今、その変化を若い子育て世代が受け入れ、多くの人達が輸入住宅の購入を視野に入れ始め、現在に至っています。
日本の住宅良さや輸入住宅の良さはそれぞれありますが、近い将来もっとたくさんの輸入住宅が増えていることは間違いないでしょう。

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