長野県伊那市は自然豊かな地域として、近年移住地として人気が出てきています。
自然の中でのびのびと生活したい、子育てしやすい環境に身を置きたい、と考える方の多くが、伊那市で建売住宅を購入し定住しているのです。
本記事では長野県伊那市の魅力をお伝えするとともに、この地域で建売住宅を購入するメリットについて解説していきたいと思います。
自然豊かな土地で子育て環境が整っている
長野県伊那市は豊かな自然が広がる土地であり、都市部にはない環境があります。
農山村である伊那市でしかできない遊びや学びができるのです。
子育てのしやすい場所としても有名で、良い子育ての環境を求めて多くの方が移住地として選んでいます。
1.木育と呼ばれる取り組み
長野県伊那市では赤ちゃんの6ヶ月検診の際に、伊那市で伐採された木を使ったウッドスタートと呼ばれる、木のおもちゃをプレゼントする活動があります。
感性が豊かな乳幼児の時期に、香りや触り心地などの五感を程よく刺激する木のおもちゃは知育に最適であるとされていて、この教育を「木育」と呼んでいます。
また赤ちゃんはおもちゃを舐めたり、口に入れたりしますが、木で作られたものですから衛生的にも安心できます。
この配られている木のおもちゃは伊那市内の木工職人の方の手作りで、木工職人から市に販売し、市から住民に譲渡するという形で、雇用関係の仕組みづくりとしても役に立っています。
2.自然との触れ合いで学ぶ
保育園などでは山や川に出向いて、自然の中で遊びながら様々なことを学びます。
川でマスをつかみ取りしてそれを焼いて食べたり、田んぼで稲刈りの体験学習、一面芝生の運動場で裸足で駆け回るなど、都会では絶対にできない様な遊びを積極的におこなっているのが伊那市です。
自然と触れ合うことでしか学べないことは多くあります。
魚を取って食べることで命の大切さを、稲刈りをすることで農業の大変さを、普段食べる食事一つとっても感謝の心を持てる、感性豊かな子供に育てられるのです。
四季折々季節ごとの魅力を肌で感じ、実際に体験することで感受性を高める、子育てするのに非常に良い環境と言えます。
建売住宅を購入し、定住することでそうした自然の中での遊びを親子で楽しむことができる様になります。
子供にとって一番親しい人であるお父さんお母さんと共に、自然で遊び学ぶことでより素敵なお子様へと成長させることができるでしょう。
3.ママヘルプサービス事業
赤ちゃんが生まれてすぐは、母親の体もまだ回復しきれておらず家事や育児が中々難しくなってきます。
新生児は特に不安なことが多く、第一子などになると悩みがつきません。
周りに相談できるような友達や知り合いがいれば良いですが、建売住宅を購入して入居したばかり、また移住してきたばかりとなると、気軽に相談できる様な知り合いがいないケースもあります。
そんな悩みを解消してくれるのが市が運営するママヘルプサービスです。
赤ちゃんの出産後の家事や育児をお手伝いしてくれるヘルパーさんを派遣して生活を支援してくれます。
食事の準備や部屋の片づけ、買い物や掃除、洗濯などの家事全般を請け負ってくれるほか、育児の場合は授乳や沐浴のお手伝い、おむつ交換などがメインです。
1時間当たり500円程度で利用できるためかなりお手軽に利用ができ、多くのお母さんが利用しています。
金銭面による不安の解消
1.安価な土地
長野県伊那市は都市部の地域に比べて土地の値段が非常に安価です。
そのため都会よりもかなり予算を押さえて建売住宅を購入することが可能になります。
また近年は広い土地があることから、輸入住宅などの開放感のある家も多く建築されており、昔ながらの日本的な住宅ばかりでなく、新しいテイストのものも増えました。
広々とした空間が特徴である輸入住宅は、ある程度の土地が必要であり、都市部では土地の高騰が進んでいるため、なかなか大きな予算が必要となってしまいます。
2.住宅購入の費用助成
長野県伊那市で建売住宅を購入するにあたり、ぜひ利用したいのが「定住促進補助金」です。
これは市が指定している地域に新築を建てたり、建売住宅を購入する場合に補助金が出る制度。
いくつかの条件はあるものの、対象者としての条件を満たせば、最大で150万円もの助成を受ける事ができます。
建売住宅を購入するというのは、一生で一度の買い物であり、非常に値段の高い買い物になります。
そんな中で150万円という助成金が出るのは非常にありがたい制度であると言えるでしょう。
3.その他の助成金
他にも市の指定する地域に定住してくれる世帯を対象に様々な助成金があります。
例えば定住助成金。
これは45歳以下の者を含む世帯の代表者を対象としたもので、1世帯につきなんと15万円もの補助金が支給されます。
中学生以下の子供がいる場合はさらに一人につき2万円が加算され、また単身者であっても7万円の支給が約束されているのです。
子育て世代に嬉しいのは出産祝い金の制度。
市の指定する対象地域に定住している方が、出生した時に受けられる補助金です。
第一子が3万円、第二子が5万円、第三子が7万円、それ以降は一子につき10万円となっていて、出生の度に受け取ることができます。
さらに仕事の環境面でも助成金が出ることになっており、代表的なのは通勤助成金と呼ばれる交通費の支給。
指定地域に定住している者で通勤距離に応じて補助金が貰えます。
一月で最大5000円まで支給される、勤労者には嬉しい制度です。
まとめ
今回は長野県伊那市に建売住宅を購入するメリットと伊那市の魅力について解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
自然豊かな地域だからこそできる教育方法、また出産時のサポートを始めとする育児環境の良さ。
そして市から提供される、多くの助成金や補助金による金銭面のサポート。
都市部ではまず考えられない様な環境が、伊那市にはあります。
都会にはない自然の良さを知りたい、空気の良い土地でのびのび暮らしたい、子供にたくさん自然を知ってほしい…そんな考えを持つ方にはピッタリの地域です。
本記事を見て伊那市の良さに感銘を受けた方は、ぜひ建売住宅の購入を検討する際に、伊那市を候補に入れてみて下さいね。